6小節を譜読みするのに43分かかる曲があるらしい

その曲とは…

英雄ポロネーズ

ではなく…

ラ・カンパネラ

でもなく…

デデン!

G線上のアリア~(ドラえもんの声で)

アマプラで名探偵コナンを見ていたら、この曲が作中で流れる回があって、じーんときて弾いてみたくなったのです。

G線上のアリア自体は、有名曲ですし、前から知ってたけど「ふーん」という感じで特に何も思わなかったのに、なぜか急に心にしみたんですよね。

それでG線上のアリアにハマって、バイオリンの原曲を聴いたら、自然と涙が出てきてしまいました。

祈りを感じられる曲ってすごく心を打つものがありますね。歳を取ったのでそういうことが感じられるようになったのかもしれません。

で、早速楽譜を買って譜読みをしてるのですが…

何これ???

後藤丹さん(編曲者)、人間の手のサイズをご存知で?????(怒)平然とレ#~ファ#の和音を要求してくるなんて…。

この小節だけでなくて、全編にわたってそんなんばっかりなんですけど(怒)

そんなわけで区切りのいい6小節までを譜読みするのに43分かかりましたよ…(怒)しかも、終わった後に指がめっちゃ痛い!!!!!

しかし、いい曲!!!!!祈りを感じる!!!!バッハが祈りの意味を込めて作曲したかどうかは知らん。私がそう感じるからそうなのだ(暴論)

まあ、この程度の和音、それこそ英雄ポロネーズやラ・カンパネラを弾いている人にとっては、参勤交代の経験者がハーフマラソンを走るぐらいお茶の子さいさいであろうがな…。(テンポも遅いし)私は引きニートなんで家から駅まで歩くのですらキツイんですよ…。

比較的平和な最初の6小節だけで43分かかるのだったら、更に複雑さを極めていく中盤を乗り越えて譜読みし終わる頃には、2023年になってるカモ…。

2022年、G線上のアリアに始まり、G線上のアリアに終わる。

バッハ、恐るべし…。

あぁ~でもいい曲だ~。

※どうでもいいけど、私のブログにおいて難曲の例を「英雄ポロネーズ」「ラ・カンパネラ」、易しい曲の例を「エリーゼのために」にすることが多く、なんというか、クラシック素人まる出しって感じの選曲ですな。

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