ヘンレ版を信じろ

運指についての私の考え方は、

・本に書いてある運指は、私よりずっと知識も経験も豊富な専門家が研究して最適だと結論を出したものなので、「従うべき」というよりは「従った方が得である」

・どうしても指が届かんとか特別な事情があるなら変えてもいい

です。

それで、私ヘンレ版なんてモーツァルト1曲と、シューマン数曲ぐらいしかまだ使ったことないヘンレ版初心者なんですけど、今のところの感想。

運指独特すぎん????

なんか、海外の人向けに最適化されてる感じなのか?海外との埋められない文化の差みたいなのを感じる。

安川版のドビュッシー曲集もかなり運指が独特なので一見すると「えええ…?」って戸惑うけど、弾き込むと「ああこれしかないな」って納得できる。

ドラマでいうと、ずっと敵だと思ってたら10話ぐらいで味方だと判明して人気急上昇するキャラみたいな…

ハリーポッターで例えると、スネイプ先生みたいな…

でもヘンレ版はどうもまだ慣れないというか。それはそれで一つの正解なんだろうけど、受け入れがたいというか。

ハリーポッターで例えると、ベラトリックス・レストレンジみたいな…(なぜあえてそこへいった)

というわけで、モーツァルトのソナタ2番、ヘンレ版の運指を塗りつぶして全音版に書き換えてたんですよねぇ。

しかしそれはそれで自分の手書きの運指と楽譜の印刷が馴染んでなくて見づらいし、塗りつぶしたのがビジュアル的に美しくないし、もういっそヘンレ版に慣れてしまおう。

そう、ヘンレ版だって専門家が検討を重ねて作られたものには変わりないのだ。

ベラトリックス・レストレンジにもベラトリックス・レストレンジなりの正義があるのだ。

ヘンレ版を信じろ…

ヴォルデモートを信じろ!!!!!!!!!!!!

というわけでモーツァルトに手書きしてた全音版運指は全部消しました。

まぁ、基本的に使ってる楽譜の運指をそのまま受け入れられるようになった方が楽ですよね。

特にヘンレ版はこれからもお世話になるであろうので今のうちにヘンレ文化に慣れておいた方がいいですね。

ところでモーツァルトとヴォルデモートってなんか響きが似てますね。ハッ………ヴォル(フガング・アマ)デ(ウス・)モー(ツァル)ト…!?!?!?!?!?おっとこんな時間に来客が

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